2007年6月24日日曜日

オンラインRPGでの挨拶が嫌い

なんか前記事で真人間ぶった口調で物を書いてしまったので、私が真人間だと誤解されてはいけないので(←ねーよ)、駄目な記事を書いときます。
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オンラインRPGでパーティーに新規加入した人が碌に挨拶もしなかったら、あなたは不愉快ですか? まぁ大部分の人はそうでしょうね。そんな方々に私から申し上げます。
私はそういう「挨拶をしない人を嫌う人たち」が不愉快です。

「乾杯」ってのは互いの飲み物に毒が入ってないことを示すために互いのカップの中身を混ぜ合う習慣から始まったそうじゃないですか。挨拶だって、初めて会った人に対して「私はあなたの敵ではありませんよ」って意思表示する事が発端じゃないの? そんなの周りの人が手軽に凶器持ち歩いてるような文化圏で必要なことでしょ。文明が発達した現代社会に生きる人間がやることじゃないでしょうに。(あ、凶器持って歩いてる国もあるか。ジュウシャカイとかって前ニュースで見た)

まぁ現実社会では人間関係に齟齬をきたさないように私も挨拶くらいしますよ。朝っぱらでテンション低くて胃がもたれててもね。しかしね、そんな現実社会の枷から逃れたいがために仮想世界に逃避してるのに、なんでそこにまで現実社会の縛りを持ち込むのよ! 何度も言ってるけど。

わかります、わかりますよ。「それくらい常識じゃん」ってね。えぇまぁ私は他人と挨拶もしたくない自閉的な人間なんで。周りに合わせてるからまだいいけど感情外に出したらちょっとした人格障害ですよ。
まぁそんなわけでちょっと極論しましたけど、換言すると「現実社会のルールを優先して、仮想現実世界の雰囲気を壊さないでほしい」ということを言いたいんですよ。だからまぁ最初の一言は「よく来た新しい魔導士よ。我らとともにあの忌まわしい洞窟に巣食う怪物どもを殲滅せん」ぐらい言ってくれればね、いやまぁここまでは無理でしょうけども、つーか私も拙い芝居じみた文句書いて気恥ずかしいですけども。まぁここまでやるのは無理だと思いますけど、せめて一つだけ言いたいのは。

太陽が青空に浮かび、草原が広がるフィールドの中、私は新たな仲間たちの下に駆けつけた。彼らは私を笑顔で迎え、こう語りかけた。
「こんばんはーw」

「こんばんは」じゃねぇだろっつの! もうそれだけで「剣と魔法のファンタジー世界の中で、ここでしかできないゲーム体験をしている」気分は吹っ飛び、「平日の夜中に夜更かししてPCの前でキー打ってる30前の冴えないチビ男」がモニタに映ってるのが見えちゃうんだよ!

だから、「挨拶するなとは言わない。せめてゲーム内時間と合わせてくれ」ということを言わせていただきたいのでした。

(この「現実時間に沿った挨拶をする」ということが、オンラインRPGのプレイ目的をどこに置くのかということとつながってる気がするんですよね。それが「ゲーム内世界の体感」じゃなくて「私的所有の拡大」である以上チャットの方向性も限定されてしまうわけで。そしてそれに慣らされてしまったユーザ達にとっては「ゲーム内キャラになりきれ」ってのはもはや違和感あって無理でしょうけどね。
 それにしても時間にとらわれない挨拶文句って無いもんかね。「どうも」じゃおざなりな気がするし。)

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